2011年4月30日土曜日

日々の生活に少しずつ慣れていって、
起きる時間や仕事に出かける時間、
ごはんを食べる場所や昼休みの過ごし方、
家に帰ってご飯を食べる時間、
シャワーを浴びてベッドに入る時間、
そういうもののサイクルができあがってくると
なまけているわけではないのに
どんどんと溺れていく感じが否めない。

やりたかったことと本来違うことをしていて、
仕事もきちんとこなす大人の人をいっぱい見てきて
なんでこのひとたちはやりたい仕事をしていないんだろう、
といつも疑問に思っていた。
でも、今は何となくわかる。
そしてそれは自分が思っていたほど
人々が怠慢になったり、大人になって情熱を失ったりとか
そういうことじゃないんだということもわかった。

答えは簡単だ。思いが強くないと、人は簡単に忘れる。
そしてそれでいいこともきっとたくさんある。
そこに自分の存在価値があれば、
それは誇るべきことであるから。
だからそれもいいことだ。

ただ、これからどうしたいかと考えたときに
途方も無く白紙に戻ってしまって、
何も答えられない自分が死ぬほど悲しい。