2009年10月29日木曜日

where were you?






When the levees broke by Spike Lee, 2006

I knew hurricane Katrina damaged terribly in city of New Orleans. 
I knew that government did insufficient help for Katrina victims. 
I knew Katrina hit especially poor black community and destroyed their home. 

but I did not know about the left bodies in convention center of the city, slowly decayed with no help. 
I did not know that mother saw her daughter drawn into the water and could not help, but kept saying "It's gonna be ok".
I did not know that deadly summer heat after the hurricane hit the city, 
people were dying for starvation and dehydration. 
I did not know that insurance company denied their coverage for their home sweet home,
in the name of "flood damage".

There are so many things that I should have know and still more.
I cannot image how it's feel like I don't have no home, no where to go back. 


2005年にNew Orleansを襲った猛威のハリケーンカトリーナでそのとき本当に何が起こっていて、
誰が泣いていて、誰が見てみぬふりをしてたのか。こんなにひどかったなんて知らなかった。
もっと早く知らなくてはいけなかったのに。

カトリーナがニューオリンズに酷いダメージを与えたことはどこかで知っていた。
政府の救助が大幅に遅れ、それも充分ではないことも知っていたし、
カトリーナが貧しいブラックコミュニティーに特に打撃を与えたことも知っていた。

でも、コンベンションセンターで、自分の母親の死体を置き去りにするしかなかった息子のこと、
静かに腐っていく死体のこと、
目の前で溺れる娘に何の手も貸すことが出来ず、ただそれを見ることしかできなかったお母さんのこと、
ハリケーンの後日、40度を記録する猛暑の中、空腹と脱水症状で苦しむ人々、
住宅保険を拒否し続ける保険会社のことは、何も知らなかった。


街の80%が水に沈んで、政府の救助はハリケーンの5日後に到着して、2000人近くの命をうばった。
救うことのできる命もあったし、犠牲者の増加を回避できる選択も大いにあった。
ただ、救助は正しい時間と正しい場所、正しい人々のもとへ来なかった。
カトリーナは、ただの残酷な天災というだけでもなく、
それに生活を奪われたのは運の悪い人たちというだけの話でもない。

どこに帰ればいいかわからない、帰る場所がないというのは、どんな哀しい気持ちなんだろう。その人たちは、自分と何も変わらない、毎日を暮らす普通の人々だった。


ドキュメンタリーとして、単純にとても素晴らしかったです。
見れる機会がある人は、必ず見てほしいです。

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