今日マックイーンの展示を見にメトロポリタンに行った。
ひとつひとつの恐ろしいほどの存在感は、
何か言葉にできないものの恐怖と紙一重で、
血がにじむくらいの力強さが宿っている。
彼はアーティストだったから、
そのみんなが深い心の底に持っている恐怖を表現した。
だからたくさんの人に響いた。
みんなが心をえぐられた。
マックイーンは
死に対する恐怖や興味や緊張感に、
立ち向かう女性に思いを託し、武装させた。
死を惜しむ声はあとをたたないけど、
やり残したことは何もないような気がする。
さびしくて、でもすがすがしくて、
こわかったけどとてつもなく澄んでいてきれいだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿