2009年12月17日木曜日



GLAMOURなんて歯医者さんの待合室で読んだりするようなジャンルの雑誌で、

(わかるかな?)自分で買うような雑誌では決して無いんですが、

LOEHMANSというスーパーで買い物したとき、定期購読の特典がついて来たので、今毎月うちに届くんです。


読んでみると、その内容の興味深いことと言ったら。

今ではポストに入っていると嬉しくなっちゃうくらいです。


記事の内容が、

親友の死とどう向き合うか、や、自分の体系をどうやって好きになるか、

大きな失敗から学ぶ方法とか、世界中で勇敢な活動をしている女性を取り上げたりとか、

自分自身と向き合って、その上で必ずポジティブになるように先導してくれる内容が、すごくいいと思う。


例えば、ニキビ跡をどうすればいい?という質問には、

できちゃったものは仕方ない、いじらずに放っておけばいずれ消えます。

とか、どうしても見たい番組がないときは、テレビを消しましょうとか、

夏服にタイツだけ合わせて冬を乗り越えてもいいんです、

とか、購買意欲を逆に落ち着かせて、本当に人として大切なことに、もっと近づこうとしていると思う。



大げさなようだけど、日本の雑誌が「いかに自分を理想の姿に近づけるか」ということに焦点を当てているに対して、

アメリカの雑誌は、「いかに生まれたままの自然な自分を愛するか」ということが主題なような気がする。

まあ、これに関してはアメリカ社会という多種多様の人種が集まっているという歴史と文化があるわけで、

それを話すととても長くなりそうなんだけど、

「一ヶ月着回し術」とか」「モテ服」とかそういう言葉が陳列する日本のファッション誌とはベクトルが違う。

日本の雑誌は、最終目的が「洋服(商品)を買わせる」、ということがあまりにあからさま。

カタログ雑誌と誰かが言ってたのもうなずける。

もちろんそれは見応えがあるし、ニーズも多いんだと思うんだけど、

今はもっと違うものが求められているじゃないかなと思う。

買い物も楽しいけど、それだけじゃなくて、私は人が心から生き生きするような、

豊かな生活を目指して行けるような、面白い雑誌がやりたい。

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