2010年12月7日火曜日

rad or wack


洋服、インテリア、音楽(デザインとは言わないけど)、景観、乗り物、建築。身の回りのものは、誰かが考えたアイディアで溢れている。昨日、デザインについてじっくり考えてみた。そして、全てのことに言える自分の共通点が浮かび上がった。私はデザインそのもの自体に惹かれるというわけではなく、そのものと他の何かが面白い調和をつくって、今まで見えなかったように見えることが一番すきなんだと思う。例えば洋服一つでも、そのもの自体がカッコ悪いデザインであれ、組み合わせることによってとてもスタイリッシュに見えたりすることや、椅子ひとつが古くさくてダサイのに、ある空間に他のものと共存させると、あら不思議、素敵ですなんていうことがある。言ってしまうと、デザインそのもの自体はどうでもいいんだと思う。だから「カッコいいものをつくる」という大前提のもとに成り立つデザイナーに、あまり惹かれないのかもしれない。私はファッションであればスタイリストが好きだし、音楽であればミュージシャンではなくDJが一番面白いと思う。デザインであれば、建築ではなく、色々組み立てられるインテリアコーディネーターだ。

そう考えてみると、すべてがよくわかる。ヒップホップにしたって、わけのわからない音楽の一部分を切り取ってサンプリングして、カッコいいビートをつくるわけだ。たいしたことない元ネタを聞いてビックリすることがある。自分の好きな物の共通点はこれだ、と思った。というどうでもいい話。

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