面白い友人が一人居るのですが、その人から見せてもらった本。
小西康陽と言えばピチカートファイブの片割れという印象しかなかったのですが
本を開くと、感動の洪水でした。
こんな文を書いてみたいと思うような、
とことん好みのスタイルです。
音楽を心の底から愛しているからこその辛辣な表現とユーモア、
そして暖かい眼差しが同居しています。
表現者が居て、それを受け取る人が居て、それを解釈する人が居る。
当たり前のことだったのに、時代とともに複雑になっていくこの構図を越えて、
シンプルに、ただ「聴いてみたい」と思わせる素敵な評論。
200枚という数字も、現実的で親近感があります。
ただ手に入らないレア音源だけを集めたレビュー集ではありませんので、
自分の身近にいい音楽がまだまだたくさんあることを思い知らされる気がします。
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Fallen Princesses
Dina GoldsteinというアーティストによるFallen Princessというプロジェクト。
子供にいろんなおとぎ話を読み聞かせているうちに、
このお姫様達が、現在だったらどんな風に暮らしているんだろう?
という疑問から生まれた作品です。
かなりストレートな皮肉なので、
絵を見て一目で意図するところは分かるのですが
なんだか面白いな〜と思って見てました。
ウェブサイトから、他の作品も見れます。
LOVE
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