ロンドンからきてるジュリアの友達、サムに先週はじめて会った。Floating Pointという名前でDJをしている26歳のサムは普段は科学者で、痛みと脳の関係について研究している。今回はDJを見に行って、そのあとオスカーのロフトパーティーでいろいろな話をした。
サムはロンドンではとても有名なDJだけど何人パーティーに人が入っているかなんて本当にどうでもいいみたいだ。人が少ないとモチベーション下がらない?と聞くと、自分のためだけに音楽をかけているからそんなふうに思わないと言ってた。テンションが唯一下がるのは、音響設備がしっかりしていない時だけだって。MoMAのイベントで4000人来てたときでも、音が最悪だったのであれほどつまらないDJはなかったって。だから、いいパーティーをつくるのは人がどれだけ入ってるかじゃないって。3年前にセオパリッシュとはじめたイベントも、はじめはずっと7人くらいしか居なかったけど、今ではすごく人が入るようになったそうだ。いい音楽を思い切りシェアする本当に「いいやつ」サム。
人が集まらないとつまらなくなってやる気がなくなってたけど、好きな音楽を自分のためにかけていたらそういうことにはならない。ずっと楽しめるはずだ。気分がすっきりした。それを、そこに遊びに来ていた誰かがいいね、って思ってくれたらそれはボーナスポイントだ。結果がすぐには見えなくても続けて行くことが大切だなとも思った。そして、何をかけても何となくいいな、と思えるような"INVITING"な音楽をやっていこう。
0 件のコメント:
コメントを投稿