2012年12月17日月曜日

12月16日 雨 連勤



(おもしろクリスマス写真)


今週はブッ続きで仕事。うーむ。来週も普通に仕事あるから、連勤が続く、、、

金曜日はたんちゃんとモロッコ料理を食べに行ったあと、コーヒー飲みたいねとなってゆうじさんの話をしながらコーヒー屋に行ったらなんとそのコーヒー屋の前にゆうじさんと耕さんが居た!こんなことってあるのね。久しぶりだったので、お茶をしてそのあともヤッファカフェに。超絶ワキガのウエイターで死ぬかと思った。けど結局長居。

昨日は仕事のあと待ち合わせしてThaisとごはんを食べに。またExtra Virginに行った。おいしかったけど食べ過ぎ!Thaisはいつもひたむきで100%自分のやりたいことに向かっているので、見ていて清々しい。そういう人はいつ見ても勇気をもらえる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

転職や退職や引っ越しや転勤やほか色々な変化は、自分が思っているほどに怖い事では全然なくて、それは時間をかけて悩み抜いて苦しむほどの事じゃないなぁと思う。怖がっていると、同じところに居続けないといけない。決断して、実行して、それがうまくいかなかったらやりなおせばいい。そう考えると、実はどこにても行けて、何にでもなれるような気がして心が軽くなる。怖がらないで変化の波に乗ってみようじゃないかと勇気がわく。

2012年12月14日金曜日

12月13日 さむめ




今週はスローにはじまったので、なんとか睡眠を巻き返せた!昨日の夜は仕事が長引いたけど、そのあとオスカーとプロジェクトの続きへ。お腹がすきすぎてたのでベトナム料理へ!ベトナム料理はやさしい味。チキンのフォーがとてもおいしかった。それからチャイナタウンへ、、夜のチャイナタウンの怪しさがたまらない。何か水面下でうごめいているようなヌルっとしたあの不気味さが。



最近の嬉しいニュースはWytheホテルでのDJが決まった事!シェイカーズにとってホテルで出来る事は目標のうちの一つだったので、それが達成できてうれしい。レギュラーになるといいなぁ。12月23日です。ルーフトップバーなので眺めもよさそうだし、内装もとても素敵。


他には仕事でまた大きな責任がやってきた!うれしいような心配なような。自分の時間に制限をつけたくないので今までかなりいいポジションだったけど、これからはそれが難しくなるのかなぁ。と思うとしょげる。でも、いいチャンスだからがんばろう!

2012年12月7日金曜日

12月6日 極寒!デルマノへのオープンラブレター




この気持ちを忘れたくないなぁ。

昨日のホテルデルマノは本当に楽しかった!スタッフの忘年会ということで、現役もOGも含めデルマノクルー全員が遊びに来て、とっても楽しい夜となった。それを知らされていなかったためしっとりバラードの気分でレコードを選んで行ったから踊れるレコードをあまり持って行かなかったのが残念、、、。思えばかれこれここでDJできるようになってあとちょっとで2年くらい経つのかなぁ数えた事ないけど。シェイカーズの経歴を語る上でいつの間にか欠かせない場所となったデルマノ。

サウンドシステムも全くいいとは言えないし、すごく稼げる訳でもないのに、それでもデルマノが一番好きだ。働いている人たちの皆がいいチームワークで、お客さんも反応してくれて、やっていて心から楽しいと思える。時間を忘れるから、いつも言われてる時間より長くやっちゃう。今まで一度もここでやってつまらない夜なんてなかった。いい人たちが働いてるから、いい人たちが集まる場所。だから私たちもいい音楽をかける。それを純粋に楽しむことができる。

DJが終わったあと、凍えるような寒さのなかニックとイーライと話していて、色んな人たちに会えてよかったと心から思えた。自分たちがすごいことをしてるわけではないけど、誰かがいつかなんとなく思い出すような夜の背景にある場所と流れているような音楽であるといいな。音楽を愛して過ごしてきた日々の延長線で出会えた人と場所に、本当によかったと思える帰り道!これが好きなんだよ。高いレコードを手に入れたときなんかよりも一番充実感があるよ。ありがとう。

2012年12月4日火曜日

12月3日 また秋に逆戻り?




先週末はなんといっても忙しかった、、、

金曜日はみのやまくんのお別れ会でShimoくん、カットバードさん、たんちゃん、ゆきこさんと私でマレーシア料理に行った!あそこは大人数で行っていろんなものを頼めて全部美味しくて安いから最高だ!

そのあとはASAFのパーティーへ。あーーーーー楽しかった!そのままみのやまくんとカットバードくんとえりちゃんとえりちゃんの友達が来てくれた。ラジオがおわったあとクリスとトッドも。今年とっても楽しかったパーティーのひとつ。ずっと忘れないくらい、いい一晩になった。すごく踊ったのにそれでも踊り足りなかったな〜。またやろうということになったので次回が楽しみです。

土曜日はピンクポニーの後近所にできたユニオンマーケットへ。高級スーパー。キャッシュが入るとなぜだかいいチーズやらフルーツやらチョコレートを買いたくなる原理、、、これはなんだろう。贅沢といっても20ドルぐらいでおつりがくる贅沢。それから家でゆっくりしてREVENGEをみつつRECORDNITIONへ!クラシックがたくさんかかっていたけど、やっぱりレコードで聞くといい曲も150倍いいな、と思ったのでした。あそこでかけているM-SKIやEASY MO BEEは、なんか本当のリアルDJってかんじがする。男気があって、楽しませるすべを知っていて、スタイルやファッションと全然関係ないところで音楽を愛してる。うまい。

とにかく日曜もピンクポニーだったので、普段つかれたつかれたというのは嫌いだけど、あーつかれた。夜寝る前は目眩がしてぐるぐるした。今週はゆっくり家にいよう。と思うけど水曜はデルマノで金曜はベルウェザーだ!なんとか合間に疲れをとらなくては。

2012年12月1日土曜日

11月30日 もう11月おわり?



:Mental note of the life


今週はなんだか体が疲れている。夜早く寝ても、朝起きるのがつらい、、冬だからかな?とうとう12月に突入!

本日は3ヶ月NYでDJをしにやってきた横浜のみのやまくんのお別れ会。小さな会だけど、みんなでマレーシア料理に行く。そしてそれからAsafのパーティーでDJ!Asafに前に、次やろうね~ってなんとなく言われてたみたいなんだけどそんなことすっかり忘れていたので、朝フェイスブックを見てシェイカーズDJと告知されていてびっくりした!Asafがまじですごいコレクターだけに何を持って行っていいか迷う、、、そんなところで、アンディーが「レアなやつなんてかけなくていい。そんなのはレコードオタクしか楽しくないんだから!馬鹿高くてレアでつまんないレコードなんていっぱいあるし。自分が楽しくて踊れるやつをかければいいんだよ。」と言って、うんうんそうだな~と思った。今日家に帰ってレコードを鞄につめるのが楽しみだ!

明日もあさってもピンクポニーで仕事なので休める暇がない、、、日曜日はとりあえずZINEのイベントに行くからそれが楽しみだな!それでBOB'sでまたDJ!いそがし~!!!これはうれしい悲鳴です。

2012年11月29日木曜日

11月20日 夜 ベッドのうえ



ふぅ。なんか一息つきたい気分。

色々なことがあった、この数週間。しがみつくのか、腰を上げるのか?人生は一度きりだな〜と最近本当に身にしみるようになった。実は、意思さえ決めたらあとは簡単だということも。めんどくさかったり不安だったりするけど、こわがらなければ、できないことはないんだということも。

ニューヨークの冬はいい。水の染みない靴と暖かいコートさえあれば夏とおなじくらい好き。

2012年11月7日水曜日

11月6日 9連休明け




先週はサンディーがやってきた。

まさかここまで停電が長く続くと思っていなかったので、台風が実際に上陸したときも楽観的だったけど結局停電は1週間ほど続いた。友達のおかげで避難できて暖かく電気が通っている場所と楽しい時間を過ごせたけど、やはり仕事無しの9日連休は体がじわじわと腐っていくような感覚だった。私のまわりでは幸いひどい被害もなかったけど、なんだかすごく不思議な9日間だった。いつも人でごった返しているローワーマンハッタンは真っ暗で死んでいるのに、ブルックリンでは何もなかったような普通の日常。

電気が復活したと聞いてシャトルバスでウィリアムズバーグブリッジを越えたときに見た、ビルに灯る光。バスを降りてから唯一開いてるピザ屋で食べたチーズスライス。オスカーとサイクリングしながら見た、レッドフックの被害。どれも、忘れないだろうな。



2012年10月26日金曜日

10月25日 くもり




ここ数ヶ月間の間に身の回りで誰かの死や病気の話がたて続けにあって、自分の日記を悲しいニュースで染めたくなかったので書こうか迷ったけど、これが現実に日常の中で起こったことなので記しておく。

昨日の夜DJ中にいきなり知らない番号から電話があって、出たら泣いている友達だった。ヒステリカルに泣いていて、混乱していて、クリスティーンが死体で見つかったと教えてくれた。私は日曜日だけレストランのブランチで働いていて、そこのオーナーだったのがクリスティーンだった。日曜日は他に働いている人は誰もいなくて、私とクリスティーンは小さなレストランで二人だけだった。

気難しくぶっきらぼうでアクセントの強いフランス英語で話すクリスティーンのことが、正直に言うととても苦手だった。何度も言い合いになったし、言語なのか性格なのかどうしてもうまくコミュニケーションがとれなかった。でも友達と話すクリスティーンはいつも楽しそうで、仕事のときと全然ちがった。ブッチの体調が悪くなったとき、まっさきに気付いて病院の手配などをしたのもクリスティーンだった。そういうところを見て、きっといい人なんだろうな、プライベートでは。と思っていた。でも私たちは確実に相性が合わなかった。

日曜日一緒に働いたのが最後だった。私がミスをして、クリスティーンが怒って、その怒り方に私が怒って、という日だった。最後はあやまったので普通だったけど、それが私が最後に見たクリスティーン。きっと昨日まで毎日のように忙しく働いて、一日を終えたはずだった。こんな日が来るなんてその瞬間まで誰も思わなかった。いきなり何かが取り上げられるということ。予期しない波がさらった後の景色はただ非現実的に見える。地震や事故でそんな思いをした人たちの絶望感を想像しても、今の私にはとにかく信じられないという言葉しか出ない。本当にあったことだと思えない。いつもの景色は変わらないのに。今日最高の日を過ごす人、死にたいと思う日を過ごす人、病気に気付く人、つまならい一日を終える人、みんな同じ世界にいる。不思議に思えて仕方ない。どうか、安らかに眠ってください。

2012年10月25日木曜日

10月24日 雨、ときどき、くもり




ロンドンからきてるジュリアの友達、サムに先週はじめて会った。Floating Pointという名前でDJをしている26歳のサムは普段は科学者で、痛みと脳の関係について研究している。今回はDJを見に行って、そのあとオスカーのロフトパーティーでいろいろな話をした。

サムはロンドンではとても有名なDJだけど何人パーティーに人が入っているかなんて本当にどうでもいいみたいだ。人が少ないとモチベーション下がらない?と聞くと、自分のためだけに音楽をかけているからそんなふうに思わないと言ってた。テンションが唯一下がるのは、音響設備がしっかりしていない時だけだって。MoMAのイベントで4000人来てたときでも、音が最悪だったのであれほどつまらないDJはなかったって。だから、いいパーティーをつくるのは人がどれだけ入ってるかじゃないって。3年前にセオパリッシュとはじめたイベントも、はじめはずっと7人くらいしか居なかったけど、今ではすごく人が入るようになったそうだ。いい音楽を思い切りシェアする本当に「いいやつ」サム。

人が集まらないとつまらなくなってやる気がなくなってたけど、好きな音楽を自分のためにかけていたらそういうことにはならない。ずっと楽しめるはずだ。気分がすっきりした。それを、そこに遊びに来ていた誰かがいいね、って思ってくれたらそれはボーナスポイントだ。結果がすぐには見えなくても続けて行くことが大切だなとも思った。そして、何をかけても何となくいいな、と思えるような"INVITING"な音楽をやっていこう。

2012年10月19日金曜日

10月18日 秋晴れ





今朝は郵便局に行かなくちゃいけなかったので、Grumpy Coffeeでラテとバナナブレッドを買って、荷物をピックアップしてチャイナタウンをぶらぶらした。朝は気持ちがいいなぁ。お気に入りのベーカリーで肉まんを買った。トライベッカまで歩いて、すごく素敵なカフェを見つけた。歩くのが好きすぎる。これを仕事にできたらどんだけいいか、、、思いつくのは新しく開発された靴の実験ぐらいかな。スコットが酔っぱらってつくったミックスを聴きながらどこまででも歩けそうだった。朝のトライベッカは最高だ。

今日は夜チャイナタウンをぶらぶらして、オスカーと変なグラフィティの写真をとる!また週末だ、ヤッター。

2012年10月18日木曜日

10月17日 天気よろし




昨日はデルマノ。やっぱり楽しいな~。Mickというバーテン(1年ちょっとをすぎて先週やっと名前を覚えた)がいっつもハイテンションでどんな曲でも激しく踊ってくれるということが大きい。シーフードも最高においしいし。そして昨晩3人にいいね!をもらった。一人はポストパンクのDJでもう一人はアジア人の少年。そしてもう一人はバーのオーナー。バーのオーナーは明らかに熱心なシェイカーズのファンだ。固い握手を求められた!このままうまくいってそのオーナーが持っているもう一つの大きいバーでDJ出来たらいいなと思う。いつも名前なんて言うの?ってきかれた時にシェイカーズというのが恥ずかしくて照れる。

私の家の前はすごく交通量の多いウィリアムズバーグブリッジという橋なんだけど、そこの交通整備をしている人が朝からすっごいうるさい!MOVE!!! Fuckin MOVE!!!とすごい険相でけたたましく怒鳴っている。気分の良い朝に聞きたい声ではない。朝の時間を害されるので苦情を言いたいけど、すごく大きなおばさんなので殴られそう。。結構離れてるのにうちのアパートの部屋まで聞こえるってすごいなぁ。

2012年10月16日火曜日

10月15日 給料日前






金曜日は、ゆきこさんとShaneとウィリアムズバーグで待ち合わせしてうどんを食べてからCommodoreへ。いつもイベントの名前が覚えられない、、、そのあとはジェームスがPeanuts Butter Wolfやってるよ!というので、Kentまで移動。すごい80sなヒップスターパーティーで、昔の小室哲哉みたいな人がシルバーの衣装を着て出て来てギャグかと思ったら皆に大人気でビッくりした。10分ぐらいニヤニヤして見てられたけど、すぐに飽きたので本来の目的、Asafの誕生日会へ!ホームパーティーとは聞いていたけど、すごいいっぱいの人!誰も知っている人がいなかったけどそれはそれですごく面白かった。Asafの高校時代の友達がみんな来てた。それからKentに戻ってPeanuts Butter Wolf。映像と合わせてDJしていたのが面白かったけど、パーティーにあわせて80sセットにしてたんだろうな。不完全燃焼。でも、帰り際にLadies First大好きです!って言ったらすごく喜んでいた。そして、そのまま踊り足りないのでゆきこさんちに移動してシェーンと3人でパーティー!いいモダンとディスコに合わせて踊りまくる。たんちゃんがすごく酔っぱらって帰って来て面白かった。

結局ゆきこさんちで寝て、朝からスリフト。家に帰ってだらだらして散歩に出て、パスタをつくってマッドマンを見て就寝。

日曜日はバイトが今までで一番暇で、そのあとbOb'sでDJ。だれ一人として居なかったけど、いきなり8人ぐらいのグループが入って来ていっぱい踊ってくれたので楽しかった!そのあとThaisと久しぶりに、辞めてからはじめてカシミアに行った。キッチンのアミーゴたちはみんな一緒でよかった。食事も思ってたほど変わっていなかった!ハンバーガーうまし。そんな週末。

2012年10月12日金曜日

10月11日 




思い出すのは、秋の昼間 さらさらと枯れ葉が音をたてて揺れている

頭のどこかから曖昧に引き出した、行った事もない国のことを思い出している 
もうじき来る冬の足音が近づく朝にはただ、起きた瞬間すでに体の何処かが、なんとなく悲しくて
一日中を甘い眠気と不思議な気持ちで終える 薄い泡の中

2012年10月11日木曜日

10月10日 朝は雨、今は晴れ




月曜日は仕事帰りにグリーンポイントにあるChrisのレコードオフィスへみのやまくんと。まりちゃんが昔住んでいた家の近くだったので、よく遊びに行ってたときを思い出して懐かしくなる。10箱ほどある45ボックスを気合いで全部見る!最後にずっと探してたQuotationsが見つかったので涙が出そうに。手に入れたあとに冷めるレコード(高いやつに限ってね)って本当に好きだったのかな?って思うけど、このQuotationsはやっぱりいくら聴いても絶対に大好き。なんて良い曲、、、

それからサンフランシスコから遊びに来ていたジェフと、クリスと3人でブッシュウィックの家に寄ってTandemへ。タイラーとウェスがDJしていたのを久々に見た!タイラーは去年の夏に知り合って、若くて面白くていつまでたってもキッズみたいなとこが好き。タイラーの周りは、楽しい事がおこりそうなオーラで溢れている。デルマノでDJできるようになったのもタイラーのおかげだったしな、そういえば。Tandemにはベンもジェームスも居たので、みんなで遊んだ。ジェームスはヨガ帰りで面白い格好をしていた。Benはバンドのアルバムをさっき送ってくれたんだけど、すごくいいので聴いてみてください。月曜日のTandemはその週がまるきりつらくなるのであまり行かないけど、メローで楽しかったな〜。うんうん。

今朝はIPodが治って気分が良かったので、歩いて会社へ。音楽があればどこへでも歩ける。そして途中でお財布忘れた事に気付いたのでバナナしか買えなかった。ガーン!

今日はこれからMatthew Africaのトリビュート@ボタニカ。いろんな人が集まって、いい音楽を聴きながら大好きなDJのことを想って、そんな素敵な夜になりそうだ。

2012年10月9日火曜日

10月8日 さむ!


10月8日

一気に寒い!なんちゅう寒さなのいきなり。

先週末はゆっくりしていた。金曜日は家でだらだーら。土曜日はスリフトに行って、ジェネレーションレコードに張り切って入り浸る。いいモダン&ディスコがいっぱいあって結構な収穫!ソウルもちらほらあって、まるでタダ同然みたいなお値段だった。それからAcademy Recordsに寄って、たまたまクリスと会ったのでそれから3人でベトナム料理を食べに!夜は衣替えをして、洋服の海に溺れそうになる。



日曜日は夜、bOb'sでパーティー。オスカーがゲスト!雨が降っていたけど、今までよりは一番人が入っていた。今日祝日だからかな?ThaisとKristinaが来てくれて、そのままピンクポニーへごはんを食べにいったらEvaが居て、久しぶりにカシミアガールズが集まった。久々に会ってもみんな相変わらず~!ああ、楽しいな。Thaisって何にでも一生懸命で大好き。Kristinaも面白すぎるし、Evaもテキトー!こうやってポンポンと事前に何も決めていないのにも関わらず色んな人に会えたりした週末だった。

今日は夜グリーンポイントのクリスのWarehouseにレコードを見に行く。財政状況は厳しいので、財布の紐はきつく締めとく!

2012年10月4日木曜日

10月3日 雨 いやな天気




10月2日

昨日は久しぶりに会社が休みだった。突然の予期せぬ休みほど嬉しいものはない!平日の休みはひどくテンションが上がる。週末ではできないこと、ずっとやりたかったけど後回しにしていた事などをいっぱいしようとやることリストを作った。まずはキッチンの片付け、、、早起きしてレコードをかけながらやったら数時間で終わった。それから、Ipodを直しに行って、家までずーっと歩き続けた。秋晴れで気持ちが良く、靴も歩きやすいのを履いてたので色々寄り道しながら歩いた。空気はきれいなわけないのに、秋の風はちょっとだけひんやりしているから空気が透き通ってるように感じる。獅子座は太陽に支配されているとこないだ知ったけど、もう日焼けして良い歳でもないのに太陽がたまらなく大好きだ。目をつぶって、まぶたが太陽で暖かいあの感じが一番しあわせ。


ニューヨークは歩く&寄り道する&そのへんの人とコミュニケーションをとる&座ってやすむ。これをただ繰り返すことで充分に街が楽しめる。色々な楽しみ方があるけど、これが自分に一番合っている。


夜はオスカーと11ストリートのバーへジャズを聴きに!色んな種類の人たちがあつまっていて、すごく良いバーだった。ジャズを難しい顔をしながらドレスアップして聴いている群衆が苦手だったけど、このバーはもっとローカルで、リラックスしていて、皆も時々友達と話しながら楽しんでいたり、一人で来てワイン飲みながら本を読んでいたり、そんな自由でパッチワークのような雰囲気がよかった。ニューヨークではあまり見ないけど年とったバーテンダーがいるバーが好き。

ーーーーー





何もかも「人それぞれ」で「人の自由」であることは大前提として、私はそれでも、全ての事に関して意見がある。好き嫌いを示す。それを声にする。ジャッジメンタルという人も居るだろう。親しい人の間で、そういう考えを口にするのは構わないと思う。別にこわいことなんてない。ってなんとなく昨日思った。


2012年9月25日火曜日

大好きなButch



まだCashmirで働いている頃、ブッチは毎日やってきた。新人の私になかなかエスプエッソを作らせてくれなかった。私はブッチの前でしばらくいつも緊張していた。世界的な音楽家だと人から聞いて、楽器を弾くのかと聞いたら何だと思う?と言って、しばらく教えてくれなかった。何をしているのかと思ったら指揮者だった。あんなにおしゃれな人は見たことがなかった。いつもの、あの丸い眼鏡とモロッコで買った靴と、オーダーメイドのコーデュロイのベスト。黒はコンサートのときしか着ない。夏はいつも白を着ていた。 


ブッチはいつもふざけたことばかり言っていたのに、自分のショーになるとオーラを変えて自分の世界を作りあげる。オーケストラがブッチの子供であり、細胞であり、戦隊であるような旋律を描くとき、ブッチのつくるその空間は宇宙みたいだった。私には少し難しい音楽を、ブッチは眉をひそめながら流れを描くように導いていた。演奏が終わると、いつものあの顔でやってきた。あの、はじけるような笑顔で。 



私が新しいレストランのArcaneに移っても、旅をしているとき以外、ブッチは毎週やってきた。一人でバーに座って、時々世界中の友達を連れて。空港に行く前。旅から帰って来た途中。いつもブッチは入ってくるとこっちを見て、大きくてしっかりしたハグと挨拶のキスをくれた。そして、私に何か変化があると遠くからでもすぐに分かった。ブッチは、何でもわかった。失恋したときも、仕事でうまくいっていないときも。ブッチの選ぶ言葉はいつも適切で、極度に私が落ち込んでいたときにくれた言葉を、今もずっと心の支えにして覚えている。二人でフルトンモールの生地屋に行ったことも、スリフトストアに行ったことも。



 病院で今日会ったブッチは、いつものブッチだった。思っていたよりも元気で、本当に、あのいつもの。おしゃれな洋服だけは病院の患者の服に変わっていた。でも、素敵なスカーフを巻いていつものサンダルをはいていた。一度に二人までしか面会できないというのに、面会の人が続々とやってきて、Thaisと3人で限られた短い時間を過ごした。ブッチにお別れを言うとき、あのいたずらな目が覗いて、それを見たらもうダメだった。


誰にとっても特別で、寛大でユーモアがあって、時々厳しい芸術家。ブッチにはいつもブッチのリズムがあってそれに鼓動するように人が集まっていた。いつも。今日も、病院でも。ブッチありがとう。

2012年9月20日木曜日

9月19日 秋晴れ



昨日はホテルデルマノ。デルマノはいっつも楽しい。昨日はソウルを中心にかけた。やっぱりお客さんの反応があって、バーテンダーもみんな気持ちよく仕事していて、自分たちが好きな曲を思い切りかけれるのが一番!それにいいサウンド&ダンスが加わればなお最高。「いいね!」と少なくとも一度は一晩で言ってもらえることを目標に頑張っている。いいねと言ってもらえないと頑張れない。モチベーションが上がらない。そのことを、私たちは「押切もえ現象」と呼んでいる。なぜなら昔、かの有名なJJモデル(キャンキャンだっけ?)が「いつもかわいいと言われないと嫌なんです」と言ってたことに由来する。やっぱりそうだよね〜じゃなきゃつまんないもん。松浦弥太郎も自分の書く文章に対してそんなようなこと言ってたから、みんな心のどこかに押切もえを隠し持っているってことか。


今日は、パリから1年ぶりにもどってきた前のルームメイト&友達のThaisとご飯!うれしい。いつも二人で、頑張ろうね!とメールしていたけど、それを実行できてる自分でいるかどうかはわからない。ま、とにかく嬉しい!多分Avenue Cと6ストリートのオーストリアレストランかな。二人とも食べるのが大好きなので、レストランにこれからまたいっぱい行けるね!

2012年9月7日金曜日

Matthew Africa



不思議な一日だった。


オークランドに住む大好きなDJ、Matthew Africaが今日交通事故で亡くなった。
今日の午後、新しくブログにアップされていたミックスを仕事中に聴きながら、
それがものすごくよかったので、何ヶ月かぶりにメールを送った数時間後に
そのことを知った。今日の午後はなぜか、そのミックスを聴きながら
何も知らずにMatthew Africaのことをずっと考えていた。
次会ったときはこんな話をしよう、とか。

Matthew Africaのことは、
3年前にどうしてもほしい曲を調べているうちに
彼のブログにたどり着いてその存在を知った。
どのミックス&紹介されている曲もセンスがずば抜けてすばらしく、
普段はそんなこと滅多にしないのにいきなりメールを打った。
ニューヨークでDJにきたときも見に行って、
ミックスがあがるたびに、CDを見かけるたびに、
それがどれだけ良いかどういうところが好きか、度々メールを交換していた。
いつもあの穏やかで丁寧な雰囲気そのままで
「ありがとう!」と返事を返してくれた。
直接関わったことはほんの一瞬だったけど、
心の中ではメンターのように、尊敬していた。
レアなレコードを集めているソウルやファンクのDJは
彼くらいのレベルになると、
新しい気持ちで色々な音楽にオープンでいるのは
すごく難しい事だと思う。
Matthew Africaが特別かっこよかったのは、
オークランドのローカルで下品なラッパーから
60年代のスーパーレアなソウルまで
すべて同じ様に紹介してくれたこと。
そして音楽を単純に、ただ愛していたということだった。
その姿勢から、どれだけ学ぶことができたか計り知れない。


Old Friendsというミックスに入っていた
Friday, Saturday, Sundayの一曲を聴くと
涙が止まらなかった。
好きで好きで初めて買った高いレコード。
ヘッドフォンでじっくりと噛み締めるように
ひとつひとつの音をきいた。
彼がこの曲に関わったわけはでないのに、
それでも、彼を通して知った音楽が
私の人生の、生活の、ある瞬間に
ふときらめくような時間を残してくれたこと。
まだ知らない音楽に、胸を躍らせてくれたこと。
嬉しい瞬間や悲しいときに、一緒に居てくれたこと。
今愛する音楽の、きっかけを作ってくれたこと。
そしてそれがたくさんの出会いや思い出をつむいでくれたこと。
ぜんぶありがとう。



最後のメールには
「やっぱりあなたのセンスがたまらなく好きです。
入っている曲が好きなものが多過ぎて、
何度クレジットを見直して曲名を暗記したかわかりません。
Stay HatinのPodcastも聴いてるから、続けてね。
またニューヨークに来てね。」と書いた。
いつも2日後に返事をくれるMatthew Africaのメールは
本人が読むことはなく、いつものように「ありがとう!」と
気さくな文体で戻ってくることも、もうない。


本当にありがとう。どうか、安らかに。

2012年9月6日木曜日

9月5日 雨




シニカルなジョークを言って
口も悪くて特徴的に笑うスコットは
きちんとした仕事してるのに思い切り遊んで、
頭が切れて、簡素なのにとてもおしゃれで、そしてものすごく良いDJだ。

スコットとの出会いはデトロイトの中でも忘れられない出来事のひとつ。
アンディーからすばらしいDJというのは前回の旅で聞かされていたけど
今回は毎日遊ぶ事ができて、頭に地響きをくらうようなインパクトを受けた。
スコットのかける音楽はディスコだしテクノだしロックだしサイケだし、
フォークでエレクトリックでディープ。
それなのに、飛び散らからずに筋がとおっていて
パワフルでハングリーではらわたをがしっと掴まれるような。
王道じゃなくてどこかが変。
パーフェクトではなく、埃ぽくてどこかがねじれている。
普通とは違う不思議で野性的な感覚。
あの狐につままれたような非現実的な感情になる音楽を
たくさんたくさん教えてもらった。
短い時間で色んな世界に連れてってもらった。
存在をインターネットから隠して
ただただ地元の深い場所で音楽をかけていて。
求められているものを提供する「ジュークボックス」DJではなく
その場の雰囲気を壊してでもスタイルを崩さない。
そしてそのスタイルはとんでもなくかっこいいから、
みんなは納得する。踊り始める。

みんなが帰った後ゆきこさんと3人で、
スモークとプラネタリウムよりもエレクトリックな光の中で、
“疲れる”という感覚もなしにずっと踊っていた。
あのときはそれが一番自然なことだった。
充分長いのにこのままずっと終わらないでほしいと思う音楽は、ある。
古い音楽が大好きなゆえに無意識に狭まっていた趣向の風向きが、
少しだけ変わったかもしれない。

好きなものを、とことん愛そう。
必要ないものにはそっぽを向こう。
止まらずに探し続けよう。
長い旅だ、おちついてゆっくりと。
怖がらずに前へ。

2012年9月5日水曜日

9月4日 はっきりしない天気




吉本ばななが、日記の中で「実際に行かないと思い出はつくれない」と言っていた。その場所に行くということは、そこにたどり着くまでの乗り物の中で飲んだ飲み物や流れていた景色、その日の天気やその場所で交わす会話、そのとき聞いた音楽、すべてのことだ。ささいな感覚や温度。それは、行かないと手に入らない。覚えていなくても、体が記憶する。そしてそのまま2度と思い出すことはなくても、自分のどこかに沈殿していくのだ。

今はとても忙しくて、でかけて、家にいない日も多くて、やることリストがたまって、人に会ってめまぐるしく朝が来る。でもやりたいことをやれていて、嬉しくて幸せだという瞬間もたくさんある。やらなくてはいけないことを後回しにする言い訳にはならないけど、人生の中の一時期にこういう日々があってもいいのではないかと思う。

ーーーーーー
ゆうちゃんから何年かぶりに連絡が来た。あまり時間はなかったけど、会えてとても嬉しかった。ずっと長くニューヨークに居ると、ぷつりと切れてしまう人間関係も多い。でも、縁があるとどこかでつながって、それに意味を持たせなくても楽しい時間を過ごせる。バイバイをした後で、遠くの横断歩道から大声で名前を呼んで大きく手を振る無邪気なゆうちゃんを見て、なんだか友達っていいな。ってすごく思った。

2012年8月31日金曜日

去年のデトロイト日記




去年書いたデトロイト日記が見つかった!面白いのでここに記しておく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

デトロイトにっき


初日:朝8時のバスで出発。奇跡的に全員集合。フィリーまで行って、空港で車を借りる。レンタカーサービスの胸焼けする営業スマイルに後押しされ、いざ出発!旅の途中で寄るコンビニほどテンションがグイっとあがるものはない。途中で食べたクッキ&クリームカップに感動。マッカとゆきこさんの二人が交互に運転してくれた。イギリス人のマッカはアメリカで運転するのがはじめてで、ゆきこさんは久しぶりで運転忘れたと言っていたけど終止スムースで無事故!私はとにかく運転手がイラっとするほどスヤスヤ寝ていたと思います。途中でお腹が減ったのでファミリーレストランに。サンクスギビングデーということで、おいしいけど、すべて味が濃いので喉がカラカラに。でも地方のダイナーは子供の頃思い描いていたようなアメリカがまだ存在しているので、雰囲気自体が異次元でおもしろい。真夜中にホテルについた。サイコちっくな受付のおじさんとちょっとだけ揉めつつ、無事部屋に通される。二つ星ホテルと聞いていたので少々びびってたが思ってたより全然よかった。この日は就寝。


朝から、ボブというおじいさんの家にレコードを見にゆく。レコードショップを閉め、それをストックした膨大な量のレコードを見せてもらった。とにかくいたるところに箱が積まれていて、どこから手をつけていいかわからない。そしてとにかく散らかっていてものすんごく汚い。トイレは今まで見たことのないくらい全体的に茶色く汚れていた!普通の女子は気絶してしまうだろう。そしてレコードを見てると後ろのドアから次から次へと違うおじいちゃんが絶え間なく登場してくる、おじいちゃんハウス。とはいっても、レコードコレクションはそれはもう素晴らしく、ずーっと見ていたかった… 今まで見た中で一番すばらしく、ニューヨークで自分が見てたのは一体なんだったんだろうと思うほど、見たことのないものがたくさんある宝箱だった。絶対にまた行きたい、今度は2日くらい朝から晩まで入り浸ろう。ソファーに腰掛けていたので最後の方は背中全体がかゆくなるというボデーの反応もあった。ダニかもしれない。

お昼を食べてから、噂のPeople's Recordsへ。ここのブラッドという人にはずーっと昔2回くらいChairman MaoのBump Shopで話したことがあって、それからずっと来てみたかったので念願がかなってとても嬉しかった。オーガナイズされていて、アルファベット順、ジャンル順にならぶ45のカラフルな箱たち。きちんと愛情があふれているお店という印象だった。馬鹿みたいに高いものはなく、コンディションが価格に反映しているのもフェアである。閉店間際まで居すわる。

デトロイトで見れたのは二つだけだったけど、それでもものすごい収穫だった。次回は丸3日ほど絶対必要だ!夜はデトロイトネイティブのマットに教えてもらったRedcoat Tavernに行く。3、40分待ちだったので向かいにあるすごい見た目のアイリッシュバーへ。ご飯は最高に美味しかった!どれも3割くらいニューヨークより安く感じた。かむいも言ってたけど、お金を払うならやっぱり納得いくものが食べたいと思う。ここはぜひまた戻ってきたい!

次の日は、朝7時にホテルを出ていざピッツバーグへ。時間ないかもーと思ったけどJerrysへ無事到着!2時間ほどしかなかったけど、とにかく手元にボックスをピックアップしてひたすら見る。疲れていたので、すごい量の45にあまり感動する余裕もなく、右から左へと事務的に見てしまったのが残念。もっとエナジーがあったらよかった。レアではないけど探してたタイトルをアーティスト別に見つけて、嬉しかった。次回は元気いっぱいで準備万端でフルに楽しみたいな!

2012年8月28日火曜日

8月27日 暑い、でも夏の終わりの暑さ


金曜日はDonna。新しいレコードがいっぱいで、マッカもオスカーもモリーもクリスも来て、たくさん「いいね!」という声をかけてもらったのでひさしぶりにすごく楽しいDonnaだった。少しずつ戻って来てくれるお客さんも見かけるのでここで辞めるべきか迷う、、、一つのところで続けていくべきという気持ちと、なあなあになっていて自分達が楽しめないなら今すぐやめるべきという気持ち。うーむ。そのあとどうしてもお腹がすいたので駅前のメキシカンレストランに。いっつも見向きもしない田舎臭いレストランだったけど、食事はおいしかった!

土曜日はサンプルセールの手伝い。ぼちぼち。立ち仕事のつらさを思い知らされた、、そして、買い物するときに皆意外に他人の意見を聞きたいんだな、ということ。私は店員の人がある程度ヘルプフルで愛想がよくあってほしいだけで、色々と言われるとめんどくさいのでそれは意外な発見だった。「何にあわせたらいいのかな?」という質問もかなり多かった。自信がある風にアドバイスするだけで、結構信用されるということも。

そのあと、誕生日会に出かける支度をして歩いていたら、あきろうさんの床屋の前に人だかりが。さよならのセレモニーだった。あきろうさんはカシミアで働いているときに、毎日のように来ていた日本人のお客さんだった。いつもろれつが回らないくらいにクサを吸ってやってきて、お酒をのんで、それでも明るくてみんなに愛されていた。あきろうさんが亡くなったのは火曜日だった。セレモニーにはみんなが集まっていて、あきろうさんの若いときの遺影を見ると涙が止まらなかった。すごく親しくしていたわけではないけど、その遺影の若い姿がよけいに心を苦しくさせた。外ではヴィンセントがふざけていて、それに救われた。





誕生日会は大成功。これほど幸せを心から噛み締められることってあるんだね、と思うくらい心のそこから楽しかった。ゆきこさんと、「しあわせだね〜」とずっと言ってた。皆の笑顔、ダンス、笑い声、話し声、音楽、すべてがパーフェクトに調合されて、すばらしい夜だった。記憶に残る一晩。




日曜日の夜はえりちゃんの家のルーフトップにお邪魔。皆で数時間しゃべって、おつまみとデザートを食べて、30分くらい駅まであるいて帰った。夜がどんどん過ごしやすく、涼しくなってきた。夏もおわりってことね。

まわりの人たちへの感謝が自然と湧いてくるような、デトロイト明けのいい週末だった。これからは、自分が心から愛する人たちのことを大切にしていこうと思った。それ意外のことはたいして気にしなくてもいいことだと思った。

2012年8月25日土曜日

8月24日 晴れ、休日明けのふわふわとした気分


ぜんぶ、ぜんぶ記憶の中にとどめておきたい。

けむりがモクモクとのぼるJeanバーや
アンディーのジョークや声、
スコットがかけたInner CityやHerp Arpertのビデオ、
車の中でぼんやりとしながら聴いていたMatthew Wilderや
Head Coachのシルキーのやさしい顔、
家族に混じったようなLuigiのピザ、
まぶしく回るメリーゴーランドや
Eddie'sのおいしい誕生日ステーキ。
パチパチと枝がが燃える音をずっときいていたキャンプファイヤー。
不思議な気もちで目覚める、ソファー。

胸がきゅんとなる。
いつもの週末やいつもの景色に
とけ込むようにして流れていった
デトロイトの毎日。
目をつぶったら、広がる景色と友達の顔。
こんなにニューヨーク意外の街を好きになるなんて。
あの街で今日も一日を当たり前に暮らしている、
そんなことを考えるだけで心が暖かく、笑顔になる。

また会いましょう、その日まで。

2012年8月17日金曜日

8月16日 晴れ 久しぶりにあつい




ついについに!
デトロイト行きが明日にせまった。
もう楽しみすぎて何がなんだかわからない。
昨日も眠れなかった!
とりあえず忘れ物のないように。
健康に、安全で!
楽しい旅になりますように。


ー今日なんとなく思った事。

私はレビューで育ったんだなぁということ。
中学生や高校生のとき、音楽雑誌で新譜のレビューは
自分が買うか買わないか、ほとんどを左右する
とても大事な教科書だった。
今みたいにyoutubeで事前に聴けるとか
リリースされる前にリークして聴けるとか
そんなのはまったくなかったし
私は寮に住んでいたのでインターネットのアクセスもほぼなかった。
ラジオもなかった。
だから、「この人がこれをすすめている」
「私これ好きそうかも」
「こんなんだったら聴いてみたい」
というライターが書いた批評を読んで、その感想を頼りにCDを買ってた。
中学生や高校生にとって2480円を払うなら、
失敗は許されないので真剣だった。
「こんなに素敵な文で表現できるなら、
きっといいものだな。聴いてみたいな。」
と思うレビューは、自分に関係ないジャンルでも
興味をそそられて、買ってみたりした。
今もそのくせが身に付いていて、
雑誌でも音楽・本・映画・レストラン・美術館
レビューを一番先に見つけて読んでしまう。
今は誰でも好きなように自分の好みで点数をつけてしまうことができるけど、
私が十代の時よんでいたそれは、限られた人だけが発表できる
権威のあるものだった。
自分が音楽ライターになりたい、と思うゆえんはきっとここにあるんだ
となんか今日やっぱりふと確信した。

2012年8月11日土曜日

Take me with you




誕生日が来た。
いつも改めて特別考えないようにしているけど
昨日の夜眠りにつこうとして、色々振り返ってみた。
26歳は、いい音楽にもいっぱい会ったし、
良い人たちにいっぱい会えた。
悲しいことやうまくいかないこともいっぱいあって、
くよくよしたし投げやりになった事も
1度や2度ではなかった。それを含めて
今はいい状態で27歳を迎えることができていることが
シンプルに嬉しいとじんわり感じながら
雨がふったあとの、透き通った冷たい空気を吸った。
私を変えたあの出来事やあの時間、あの人。
ありがとう前に進むよこれからも!
これから出会う試練や感動に、
おびえて構えながらも、わくわくしながら。



Here comes August 6th. 
I usually try not to make a big deal out of my birthday
and being away to make resolution and what not. 
But last night, I looked back how was my 26.
I found some great music, encountered amazing people,
and had more than once of sad moments and desperate times.
But overall, I found myself very happy, and be abled to
welcome my 27th in good, decent condition. 
That simply made me realize how lucky I am, put smile on my face.
Breathing the chilly and clear night breeze after the rain,
I could not just stopped dreaming about 
what's coming this year.
Just go forward, no matter what.
Excited and little bit scared of 
great challenges and people, music, places, that I haven't met yet! 
See you soon. 

2012年8月1日水曜日

7月31日 もう夏終わりなわけないよね?涼しい。




金曜日は仕事あとにマキさん&たいしさんの家へ!ひっさしぶりのまきさん。蕎麦屋で働いていたときいっつもお母さんみたいだったので、久しぶりに会えておつまみを食べながら話してとても優しくなつかしい気持ちに。そのあとは、名残惜しくマンハッタンのBotanicaへ。アサーフとWells兄弟がDJしてたので、絶対に行きたかった。オスカーとモリー、クリスも来てまた遅くまで踊ってすごく楽しい夜だった!色々なジャンルがかかっていてどれもほとんど聴いた事ないのに、すべてかっこよかったなぁ。いい音楽ってまだまだ世界中にいっぱいあるんだ、と思うとその途方もなさにワクワクする。



土曜日はすっごくだらだらした一日。夕方からウィリアムズバーグに出て、あやGさんからスチームクリーナーを買う。そのあとアカデミーに行って何も買わずに出て、ジェレミーがMoonrise Kingdomを見たいというので見に行った。デート中のアサーフにばったり会って面白かった。映画は途中すっごく眠くなったけど、どこで一時停止してプリントしてもきれいな写真集ができそうな、本当にかわいい世界感だった。カメラには写らないような遠くの遠くのディテールまですっごくこだわり抜かれていて、総合してギュッと凝縮したWes Andersonの美学を堪能できる。ストーリーは抜きにしても、ビジュアルとキャスティングが成せる最高のキングダム。



日曜日はもうすぐ帰るりょーへいくんと焼き肉たかしへ。その途中でエディスリマンを見かけて大興奮!!!ずっと飛び跳ねたいくらい嬉しかったけど、焼き肉を食べたらそのことをほとんど忘れていた。そのあと、ぶらぶら歩いて結局エンパイアステイとビルディングまで歩いて、のぼって、夜景を見た。何度このビルにのぼったかわからないけど、キュンとする気持ちがするのはいつも変わらない。遠くの遠くまで目を凝らして見つめて、デトロイトの友達やポートランドの友達のことを想った。ニューヨークだけが、非現実的な空間に浮いている大きな泡みたいで、不思議な気持ちになった。家に帰って就寝!その前にFacebookを見たら、Big City Recordsがなくなるというニュース。。大げさにも通いつめたレコード屋とは言えないけど、それでもイーストヴィレッジからレコード屋がひとつなくなるのはとても寂しい。もしA1がなくなったらと思うと、心が引き裂かれるような思いだ。大げさに聞こえるかもしれないけどレコード好きにとってレコード屋はそのくらい、自分の音楽人生と密接した大切な関係を持っているんだな。

2012年7月27日金曜日

7月26日 雨。朝から。




月曜日は家に帰ってお持ち帰りした残り物を食べる予定だったんだけど、ジェレミーがカナダから帰って来たばかりで急遽近所で会うことになった。家族をおいてきたから、暇でさびしいんだな!辛いもの食べたいねとなって、大四川に鍋をたべに行こうとしたら閉まっていた、、、改装中だったらいいけど好きな中華レストランがいっぱいつぶれている。悲しい。それから、辛い物をあきらめきれない私たちは地下鉄でコリアンタウンへ。Just Iceから電話がかかってきてて面白かった。ジェレミーと楽しい話をいっぱいした!それから歩こうということになってコリアンタウンからダウンタウンへむかう。途中アイス買ったり、最後にはVonに寄ってまた一杯飲む。クラブソーダですけど。気持ちのよい風だった。やっぱり夏の夜は歩くに限る。






昨日はGood Coでレディースナイト!はじめサウンドの問題でこれはもしかして今日できないんじゃ、、、と思ったけど、なんとかクリアできてよかった!ふう。ゲストを呼んでわいわいできるのがやっぱり一番楽しいな。“レースを着よう!”と言い出したカティアがまったくレースを着てこなかったのもすごく面白かった。




見つけたら必ず保存するかわいい動物の写真。あー動物にさわりたい!!

2012年7月24日火曜日

7月23日 暑いけど湿気多し 雨ふりそう


(Kマートで見た7UPケーキ。すご!)


今週末はゆっくり~

金曜日はドナ。やっぱりドナは一番大変だ。難しい。みんなの反応がわからないので、Ipodでもいいんじゃない?とか思っちゃう。土曜日は昼まで寝て、けいちゃんとブルックリンのスリフトへ。Juniorsで腹ごしらえをして、チーズケーキを食べる。日本の朝食も好きだけど、アメリカのハイカロリー・ハイコレステロール朝食も好きだな~。スクランブルエッグとトーストとソーセージ。私の大好きなフルトンモールのスリフト、Uniqueでかなりいい買い物ができた!そのあとは家に帰ってShakersのハンコを取りに行って、かなりテンションがあがって45スリーブにハンコをおしまくる!夜は家で楽しみにしていたBreaking Badのシーズン4を見てねむった。ウォルターがどんどん悪くなって顔つきがかわってゆく、、、はじめは悲しくて不幸で情けなくて仕方なく、「見ているだけでこんなに同情してしまう役者をよく見つけてきたな」なんて思ってたのに。

日曜日はアンディーの誕生日。バイトのあと、イーストヴィレッジをぶらぶら。トレーダージョーズに行って買い物してから、家にかえって1週間分のおべんとうを作って(久しぶりの米!パンはもう飽きた)今日のためのレコードを選んで就寝!かなりリラックスした週末だった。今日はしょうこちゃんの友達(会った事もない)の誕生日パーティーで1時間だけDJ、そしてTandemに行ってBoweryというかなり乱痴気なコース、、、いけるかな?いけるね!

2012年7月21日土曜日

7月20日 雨 good times, great pants




昨日からちょっとだけ雨。
久しぶりに肌がひんやりする夜。
オスカーとモリーとクリスとゆきこさんでベトナム料理をたべてから、
ただずーっとぶらぶら歩いた。
イーストヴィレッジのイタリアのかなり古いカフェに行って
みんなで昔ながらのデザートを食べてから、
またダウンタウンに向かって歩いて
ハウストンのベンチにたどり着き
くだらないことばっかり話してた。
何の目的もなしにただ西へ東へ歩いて、
疲れたらすわって眠くなったら帰る。
そのあとどこに行くとか、はっきり決めないでも
いつのまにか時間が過ぎているような
そんな人たちがいて嬉しいな。
ただぶらぶら歩ける友達が居るっていうのはなんかいい。
皆の笑った顔がすぐ思い浮かぶ。
昨日のハイライトはオスカーの防水パンツだった!

2012年7月17日火曜日

7月16日 晴れ 明日もひどく暑い




金曜はゆきこさんとミックスをつくるためにダウンタウンへ集合。みそやでラーメンをたべてからイーストヴィレッジラジオに。途中で昔フランクで一緒に働いていたトッドとばったり会う。EVRにはオスカー、クリス、パブロとカティアとサミが居た!あまり長いせずにゆきこさんちへ向かい、サマーミックスを作った。あー楽しかった。自分で言うのも難だけど、かなり上出来だ!夏にビーチでききたい。ぜひきいてくださ〜い。





   



土曜日はゆきこさんちで起きてそのままスリフトへ!あまりいいものがなかったけど13ドルくらい使った。家でゆっくりして、早めに寝て日曜日はけいちゃんと近所をぶらぶらしてNarniaへ。AssemblyもNassarもReformationもPixie marketも行ったけど、やっぱりNarniaで決めてたジャンプスーツとディオールのトップスを購入。Narnia好きすぎて、あまり行きたくない、絶対に欲しくなっちゃうから。。一ヶ月に一回は、レコードとは別に自分が本当に気に入った「いいもの」を買うことにしている。いいものって言っても200ドルくらいのものだけどね。夜はオスカーとアンディーと夜ご飯食べに。日本食レストランに行ったけど、おいしいはおいしいけど量が少なすぎ、、、!そのあとみんなで笑いながらピザ食べにいった。いい人たちに会えてうれしい。オスカーと分かれたあともゆきこさんと物足りなくて、一杯飲むためにピンクポニーへ。わたしはアイスクリーム。ずっと心にためてた事を話す事ができて、すっきりした。ゆきこさんからも色々聞いた。なんだか、いい夜だった。

2012年7月13日金曜日

7月12日 晴れ ちょっとだけ涼しい





「これ以上、もう好きになれないよ。」
というポイントまできても、
必ずまだ音楽を好きになる。
わくわくするようなイントロや
頭にしみつくメロディー、
そこにあった風景や人の顔、
帰り道の笑顔と幸せな気持ち、
感謝や感動、腕を伸ばして
いっぱいに抱え込みたくなる
あのじんわりと暖かい優しさが
あふれて止まらない。
ある日突然飽き飽きとして
しばらく聴かない日もある。
がっかりする日もある。
でもあの気持ちには「ここまで」の限界がない。
必ずまたその喜びは広がるのりしろがある。
それだけは信じることができる。
ああ、音楽があって本当によかったな。
ありがとう。

2012年7月11日水曜日

7月10日 はれ いい感じの気温





先週はとにかーく遊んだ!水曜日が祝日だったこともあり、Maccaも来ていたので夜はほぼ毎日出かけた、、、楽しかったな!Maccaがくると、いつもお祭り騒ぎみたいになって自分の中で「思い切り遊ぶ週間」みたいに覚悟を決めているので夜出かけるのも億劫にならない。ただ、帰ったあとしばらくリカバリーが必要になるんです。

月曜日はFinewine / Matt のAce Hotelみにいって、そのあとBowerly ElectricにSupreme la Rockを見にゆく。火曜日はBotanicaでまたFinewine! 水曜日はデルマノがキャンセルになったのでゆきこさんちで料理をこしらえてToddとReggieのバーベキューパーティーへ!うーんいいパーティーだった。木曜日が唯一ゆっくりして、金曜日はDonna。オスカーとショーンが来てみんなでDJした。土曜日はAsafの家にレコードを見に!なんとまあ、すごいコレクション。好みをわかってくれて色々すすめてくれるから、買えないようなものもいっぱい聞かせてくれたしすごくいいレコードをゲットして帰った!散財してしまった。そのあと、Ghetto Brothersのライブみにいって、ごはんを食べて帰宅。日曜日はMaccaのお別れパーティーにみんなが集まって、ウッドサイドのタイレストランで食事をしたあと、Toddの家に寄って一段落。昔はToddのハイパー具合が怖かったけど、慣れると超おもしろい!そのあとpabroと一緒にKinfolkに行ってレゲエセットを聞いて帰宅!あ~書いただけでも1ヶ月ぶんくらい遊んだ気がする。



明日はゆきこさんと私の大好きなオスカーを招いて、All Work and No Play! うれしいな~。いっつもふざけてるので知らなかったけど、オスカーのことをフライヤーつくるとき調べたら、かなりすごい人だった、、、性格がめっちゃくちゃいいので楽しいんだ。Andyもくるよ!